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ガの幼虫には様々な形があります。 毛むくじゃらのケムシ、 ぶよぶよしたイモムシ、 シャチホコのような形のものや突起物がついているイモムシ、 尺取虫なんてのもいます。 7月5日に金剛山で見つけた小さなイモムシは・・・ 擬態型です。 本日のむいむい アケビコノハの幼虫 小さな黒い幼虫が大きな目玉を背負ってます。 星屑を散りばめたような幻想的な模様までついているっ このポーズ、実は威嚇の姿勢らしいです。 この大きな黄色い目を見せることによって、敵が一瞬でも怯む (本当に怯むそうです。) そのせいで敵の攻撃する気を削げたらいいな。という威嚇方法らしい。 ポーズは頭を下にし、腹の先を上に持ち上げる形をとってます。 ちなみに、このちびさんはまだ弱令幼虫で、大きくなると・・・ こうなります。 このデカイのは7月20日に奈良の生駒山で撮影しました。 多分、終齢幼虫でしょう。 黄色い目玉が間延びして目立ちにくくなってるような気がしますね。 星屑はラメのようになっていて、これはこれでお洒落さんです。 それにしても、このぶよってる感じが触れないけど触りたい衝動に駆り立てるっっ はみ肉をつまんでしまうあの衝動と同じかなぁ。 本日のむいむい特徴 ・鱗翅目 ガ亜科 ヤガ科 ・学名;Eudocima tyrannus ・分布 沖縄以南を除く日本全国 ・体長 終齢幼虫 約75mm ・開帳 成虫 約90mm ・幼虫の体は暗褐色で緑色を帯びるものもある。 ・第2・3腹節に大きな眼状紋がある。 ・幼虫はアケビ科(アケビ等)、ツヅラフジ科(アオツヅラフジ)、ナギ科(ヒイラギナンテン等)を食べる。 ・食草の葉を綴って繭をつくり、蛹化する。 ・年2回出現し、成虫は5月~11月に見られる。成虫越冬する。 成虫は木の葉型の上翅と黄色に褐色の「こ」模様が入った下翅を持っていて、 天狗のような顔をしています。 ぜひともお会いしたいものです。
by bulager
| 2008-08-02 00:39
| ガ・チョウ
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Comments(5)
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くる~ん
at 2008-08-02 08:55
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初めまして!
色んな虫がいて… とても勉強になります。 アルゼンチンモリゴキブリを検索してたら こちらに辿り着き 読み入ってしまいました。 また 更新楽しみに してます!
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ryoi4141 at 2008-08-02 11:14
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bulager at 2008-08-02 23:21
くるーんさん、はじめまして。
アルゼンチンモリゴキブリとは、マニアですね。 ペット用に飼育しているのですか? うちの子は幼虫が前回のアップより成長しているので また写真を載せようと思います。 楽しみにしていてください。
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bulager at 2008-08-02 23:32
ryoi4141さん、コメントありがとうございます。
この幼虫はちっちゃい時とおっきい時で色が違うことがあるみたいです。 威嚇のポーズをしていると全く動かないらしく、撮影が楽でしたよ。 写真をもっと綺麗に撮れるようまた勉強させてください。
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くる~ん
at 2008-08-03 02:28
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はい!
家には ニホンヤモリとヒョウモントカゲモドキが居ますして… 今は ヨーロッパイエコオロギを主食に してます。 が… 跳ばない・鳴かない・臭くない・動きが遅い・手間が掛らない! と言う事で アルゼンチンモリゴキブリに変更しようかな? って思い 検索してました。 次も楽しみにしてます。
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