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今日はうちのライトトラップでとれた甲虫目のむいむいを紹介しましょう。 まず始めに、甲虫目に属するむいむいはどのような形をしているのか? 手っ取り早い見分け方は ①強固な前翅がある 甲虫目は前翅の下に薄くて大きな後翅を持っている。 カブトムシが飛ぶところを思い浮かべてみると、茶色の翅の下に 大きなセロファンみたいな翅が見えてます。 ②腹の端にはさみがない ③口が長く針状ではない 甲虫目の特徴 ・第一特徴である前翅は、「鞘翅」という器官になっていて、 薄くて大きい後翅と腹部を保護する役割がある。 ・成虫はクチクラで形成された頑丈な外骨格が発達している。 ・昆虫類だけでなく動物全体にいても一番大きな目だそうで、35万種以上が属している。 ・食性も様々で虫食、腐肉食、糞食、葉食、樹木食、樹液食、菌食、蜜食などがある。 ・一生のうちで、卵-幼虫-蛹-成虫と変化する完全変態を行う。 今回ライトトラップにかかった甲虫目のむいむいは全て同じ種類でした。 本日のむいむい タバコシバンムシ どこの家庭でも出没しているはずです。 乾物から穀類から漢方薬から茶から何でも湧きます。 名前にタバコがついているのはニコチンを含むタバコにも湧くから。 ニコチンはむいむいにとって結構毒ですよー、農薬に使えるくらい。 成虫の体長は2mm程度ですが、 私の勝手な見解では、幼虫時の餌の種類で1mm~5mm近いのまでいると思います。 本日のむいむい特徴 ・コウチュウ目 シバンムシ科 Anobiidae ・学名;Lasioderma serricorne ・分布;日本全国、世界各地だが寒冷地には少ない ・成虫は体長2~3mmで光沢のある茶褐色 ・幼虫は最大約4mmで白く短毛 ・穀粉や乾燥麺類、ビスケット、菓子類などの加工食品、香辛料、乾燥果実や干し芋、乾物などを食害する。 ・食品や医薬品に入り異物となる。 ・貯蔵葉タバコの大害虫で漢方薬、ドライフラワー、油粕肥料やペットフードにも発生する。 ・畳のワラ床から発生した場合、被害は長期化する。 ・シバンムシアリガタバチという寄生蜂が天敵。この蜂は刺されると痛い。 ・成虫は5~6月と10~11月に発生する傾向があるが、暖冬だと少量発生する。 ライフサイクル ・卵期は6~12日、幼虫期間は23℃で40~45日、25~28℃で30~40日程度。幼虫で越冬するため、越冬個体では200日前後となる。 ・蛹期間は5~7日で、羽化後4~5日は蛹室にとどまる。 ・蛹室から脱出後の寿命は10~25日で、餌をとらずに10~60個、多い場合には約100個の卵を産む ・発育零点は約14℃、有効積算温量は432日度で発育が早い。 防虫方法 ・保存している食料は密閉容器にいれ、香辛料の入れ物は蓋を閉める。 ・粉などをこぼした場合は早く掃除する。こまめに食品棚の掃除をする。 ・むいむいが発生していたらその食品は袋に入れ殺虫剤をスプレーして密閉して捨てる。 周辺の食品に被害が広がっていないか確認する。 ・捨てられないものに湧いていたら、袋に衣類の防虫剤と一緒に入れて密封して数ヶ月おく。 ・成虫はゴキなどの殺虫スプレーで死ぬ。そこらじゅうに大量発生した場合は 大掃除をして発生しそうなものをなくした状態でバ○サンをたく。 ・畳や床の建材に発生した場合はそこを取り替えた方が被害が少ないらしい。 どうにかするときは、ノズル付の殺虫剤を突き刺して試してみる。その後バ○サンする。 うちで一番ショックだったのは、不織布を食い破って入浴剤を食べられたことです。 でもあまり大きな成虫が出てなかったから合わない餌だったんだね・・・ 食べなきゃいいぢゃん
by bulager
| 2007-11-08 00:00
| お家のむいむい
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