私ちっちゃいものとつるんとしたもの好きなんです。
それだけで気分上々です。
それが例えおうちでみつかっても、とりあえず喜びます。
見たことないむいむいは特に!!
と、いうわけで今日はおうちでみつかっちゃった(?)むいむいです。
本日のむいむい
ニセセマルヒョウホンムシ
ちっこいです、卵のようにとぅるっとぅる(丸くてつるつる)です、おいしそうなくらい。
写真は死骸なので横向きですが、背から見るとそんな風に見えます。
いやー、大好きですねこの形。
だけどこれ、
世界に名だたる大害虫です。
何故ヒョウホンムシかというと、よく動物の標本から発見されたからだそうで
何故ニセかというと、ヨーロッパにいるヒョウホンムシと似て非なるものだったから。
本日のむいむい特徴
・甲虫目 ヒョウホンムシ類
・学名;
Gibbium aequinoctiale Boieldieu
・体長約2.5mm
・赤褐色で強い光沢があり、卵形で後方背面がぷっくりと膨らんだように高くなっている
・左右の翅が融合しているので飛ぶことが出来ない。
・分布;本州以南、及びほぼ世界
・動物標本などの乾燥動植物質に発生する。家庭では米ぬかや煮干、ねずみの餌など
・30℃条件下で卵から成虫までに2ヶ月程度を要し、成虫の寿命は3~4ヶ月程度である
防除方法
・餌となりやすい乾物や乾燥食品などは密閉性の高い保管容器に入れて保管する。
・こぼれ落ちた食品屑などは早めに掃除し、発生源を作らないのが一番の防除となる。
・剥製などの装飾品にもしむいむいが湧いていたら、衣類の防虫剤を入れた袋に一緒に入れて密閉し、4ヶ月以上おく。
・ゴキブリなどの殺虫剤をスプレーすれば殺虫できる。
・むいむいが発生した食品は殺虫剤をスプレーして即廃棄、周辺を清掃する。
・被害が広がっている場合には、バ○サンで一網打尽という手もある。
・発生源が屋根裏部屋で死んだネズミの死骸や毒餌の場合もあるので注意。