前日の橿原で鳴くむいむいが採れなかったので、
朝に近所の空き地で採った方が絶対いい!!ということで・・・
林縁の小さな草地で鳴くむいむいリベンジ!!
本日のむいむい
セスジツユムシ
まずは採った中では大きな、セスジツユムシ。
緑と・・・茶色。
多分緑がメスで、茶色がオス。
以前、緑色のエゾツユムシを同じ場所で撮ってご紹介したのですが、
その時は後翅が出てるとセスジツユムシで、出てないとエゾツユムシと書いてました。
と、いうわけで、セスジツユムシ。
・・・一緒の場所に似た2種類とか大丈夫かな。
謎なのは、茶色の方・・・
サイズ感が違う。かなり華奢なんですよねー
茶色いからか背にスジが通ってるかどうかもわからない。
でも、ツユムシには茶型がいないそうなんで、セスジツユムシかなぁ
しかも、茶色は鳴くんですよ。
すごーくウイスパーボイスで、すいーすいーって。
翅を細かく静かに擦り合わせている感じ。
アオマツムシやらコオロギの大合唱の中、これで仲間に聞こえてるんだろうか。
本日のむいむい特徴
・直翅目 ツユムシ科
・学名:Ducetia japonica
・分布:北海道、小笠原以外の日本全域
・成虫発生時期:8~11月(本土は年1化、南西諸島は年2化)
・体長:13-22mm (翅端まで)33-47mm
・公園の灌木や林縁の草地にいて、低木の上や丈の高い草にとまっている。
・オスはチ、チ、チ、ジーチョジーチョとハッキリと鳴き、メスはプチプチプチと呼びかける。
・体色は緑色型と茶色型があり、緑色型はメスは背に黄色い筋、オスは背に茶褐色の筋がハッキリ入り脚も茶色くなる。
・色々な草葉を食べるが、イネ科植物の茎に産卵する。
参考図書
鳴く虫ハンドブック 奥山風太郎著
昆虫エクスプローラ