どうなるかわからないけど、年1の大人の文化祭「いきもにあ」を想定して、
新しい仲間を迎えたよー
本日のむいむい
特徴的なバイカラー(メス)珍しく派手じゃない方(オス) ペールボーダーフィールドローチ
展示に耐えうる美麗種を収集しています。
国産種もできるだけそろえようと思ってるんですけど、なんせ色が地味!!
それに比べて、このビビットな美しさ。
これくらいを一緒に展示しないと、みんなが想像するゴキブリ色を払拭できない。
上の写真がメスで、拡大するとわかりづらいのですが翅は美しい紺色です。
紺×レッドグレープフルーツ色×縁のクリーム色
服飾の人が真似しそうなビビットさっっ
海外のサイトでは、訪花性でハチかカメムシ(もしかしたらカミキリ)擬態らしいって。
マジか!?初の擬態ゴキだぜっっ
昆虫にしては珍しくオスが地味で、色の濃淡で表現するタイプです。
やっぱり擬態によって危険を発信してるからメスが派手になるんですかねぇ
茶色い方がメスって言ってる人がいて、そうなんだと思ってたら、紺色の方が卵持ったんです。
チャバネゴキブリ科なんで、卵鞘を長く持ち歩くタイプです。
(チャバネゴキブリは孵化直前まで卵鞘を尻につけておかないと卵が死ぬ)
吸水用に水をしみ込ませたミズゴケをセッチングしたら、最後はそこに生み落としてました。
海外サイトでは花粉や樹液を食べると書かれてましたが、昆虫ゼリーだけでなくリクガメフードも食べてるっぽいです。
雑食なんでしょうかね。
譲ってくれた人によると、幼虫は腐葉土に潜ってそれを食べてるっていうので、床は腐葉土使ってます。
毎日ダニに恐恐としてます・・・
あ、あと、このゴキは漢方薬臭がするタイプです。
チャバネゴキブリ科なので、きっと12月までにライフサイクル一周してキレイな成虫を展示できると思います。
受かったら楽しみにしててね。
本日のむいむい特徴
・網翅目 チャバネゴキブリ科
・学名:Pseudomops septentrionalis
・分布:アメリカ合衆国南部、メキシコ、コスタリカ
・体長:9~15mm
・植物の低い葉の上などにいて訪花性。光に集まる習性もある。
・メスは胸部がオレンジ色で翅が紺色、縁はクリーム色。オスは胸部がオレンジ色で翅が茶色で縁がクリーム色。
・幼虫はチャバネゴキブリのそれに似る。
参考図書
シーアイシーのゴキブログ