暖かくなってアラカシの芽が一斉にふいてきたなぁと思ったら、
柔らかくほぐれた大きな芽のあっちにもこっちにも、なんかついてる・・・
本日のむいむい
カシトガリキジラミ
どの芽にもこれがついて、一斉にフリフリしてペアになってました・・・
調べるまではずーっと有翅のアブラムシだと思ってたんですよね。
春だし。
でも、写真で見たらアブラムシってより、キジラミ??
(カイガラムシはメスがこんな形じゃないから)
キジラミもめっちゃ種類が多いうえに、似通った種類満載!!
ただ、食草が限られているらしく、3月にアラカシにいたらコレっっらしいです。
すごく気になったのは、フリフリダンスもさることながら、白いにゅるにゅる。
これなんですかね~
卵とか卵を守るとか、交尾中邪魔されないとか、防御用の何かですかね??
キジラミって幼虫は扁平で葉に寄生して蝋物質出すみたいなんで、
蝋物質でできた何かだと思うんですけど・・・白いし。
白い点がついている個体がそこかしこにいたから、このカップルが特異なんじゃなく、
みんなにゅるにゅる出てくるんじゃないかなぁ
本日のむいむい特徴
・半翅目 キジラミ上科 トガリキジラミ科
・学名:Trioza remota
・全長 約3mm
・成虫発生時期 3~4月(幼虫越冬)
・食草はアラカシで、幼虫は葉裏に小さなくぼみを作り、その中に固着した状態で生活する。くぼみの反対側には小さな突起状のゴール(虫こぶ)ができる。
・成虫は羽化直後は全身緑色だが、成熟するにしたがって黒褐色になり、背面は赤褐色を帯びてくる。
・触覚は細く、毛は密生しない。額錐はやや短く、左右に開く。
カシトガリキジラミで検索すると緑色の個体写真が出てきますが、徐々にこの写真の色に変わるそうです。
なんて調べにくいっっ
参考図書
一般の人向けにこの詳しさで種類豊富なキジラミ図鑑はないと思います。ネットで見れるなんてまじかみ