毎夜毎夜、ポーチライトにカミキリが吸い寄せられてきております。
数年前からの裏山整理によって出た伐採木がいい感じに醸されているものと思われます。
丸太を放置しとくのって、大事よ!!
本日のむいむい
ちょっと大きめカミキリ。
フォルムといい、お顔といい、いかにもカミキリって感じ。
気になるのは翅の付け根の方にあるぶつぶつ。
この前「珍奇な昆虫」で、ぶつぶつ部分が実は全部ダニだったカミキリの話を読んだけど、これは違うよね。
木の幹とかに見せたいんだろうか、おしゃれではないなぁ
この方、生木をガツガツ食べるタイプの厄介な害虫です。
イチジクやリンゴのような果樹や、モミジやケヤキみたいな庭木を枯らしてしまうそうです。
逃がさなきゃよかった。
本日のむいむい特徴
・甲虫目 カミキリムシ科 フトカミキリ亜科
・学名:Apriona japonica
・分布:本州、四国、九州
・成虫発生時期 5~10月
・体長 32~45mm
・成虫の体の背面は灰黄褐色の微毛でおおわれている。上翅の肩部に小顆粒が密にある。
・成虫は広葉樹の1年枝の樹皮を好んで食べ、幼虫は生木の樹皮から心材部を食害する。
・クワ、イチジク、リンゴ、モミジ、ケヤキなどを食害する。
参考図書
昆虫観察図鑑 著 築地琢郎
日本のカミキリハンドブック 著 鈴木知之
森林生物データベース