5月だというのに、爽やかな季節をすっとばして梅雨が来てしまいました。
そんな、近畿が梅雨入りした5月28日の出来事。
お昼、玄関の壁に小さな突起がある。
おかしいなぁ、こんなところにあったかなぁ
近づいてみたところ・・・
本日のむいむい
ルイスヒトホシアリバチの交尾??
アリ・・・ではなく、小さなハチが交尾していた。
ああ、この朱色。
アリバチだ。
去年見たアリバチのメスより、かなり小さい・・・と思う。
アリバチが2種類も家の周りにいるとはっっ
(ルイスヒトホシアリバチのメスはサイズの幅が広いらしいのでもしかしたら同一種かも)
我が家にはいろんなハチがくるから、どれかに寄生してるんだろうけど
なんか・・・すごいなぁ
アリバチの同定は、素人で写真を撮るだけの私にはハッキリとはわからない。
以前の記事で教えていただいた月刊むしのアリバチ図鑑号があるので
そこで絵合わせした結果、
オスの胸部が赤褐色で中胸側板が黒いのはこの種類だけのようなので
ルイスヒトボシアリバチとしました。
間違っておりましたら訂正をお願いいたします。
本日のむいむい特徴
・膜翅目 アリバチ科 ナミアリバチ亜科
・学名;
Smicromyrme lewisi
・体長 メス 4~9mm、オス 9~15mm
・メスは無翅で胸部が赤褐色で他の部分は黒い。腹部の第一節が赤褐色で腹部第2背板にクリーム色の斑点と縁がクリーム色である。第3背板にクリーム色帯がある。
・オスは翅をもち、胸部が赤褐色で中胸側板と前伸腹節が黒い。頭部と腹部は黒い。
白色の毛帯が第一腹節にあり、第2第3にはクリーム色の密な毛の列がある。
・狩バチの巣に寄生しているらしい。
この、一見アリに見えるハチはメスが翅を持っていません。
しかも、昼間に派手なかっこうでちょこまか地面を歩いてます。
なんかきれいなアリがいるなぁくらいの軽~い気持ちで触ろうもんなら・・・
刺されます!!
めっちゃ痛いらしいですっっ
翅がなくてもハチなのです。
真っ赤な美しい色は警戒色と考えられてるそうです。
間違っても触ってはいけません。
アリバチ図鑑の副題は、~美麗なアリには手を出すな~ です。