我が家のポーチライトは、春蛾に大人気だ。
そんな中で、特に4月に入ってすぐ姿を見せて
どんどん数が増えてった蛾がいる。
本日のむいむい
ノヒラトビモンシャチホコ
中くらいのモッフモフである。
モッフモフしているので、かなりの厚みがある。
シャチホコガのイメージって3つあって、
①幼虫がシャチホコ型
②成虫の形が変わっている、特に忍者系(かえぐれてる系)
③成虫がモフモフっている
②と③は相反してるけど、どっちの種類も存在している。
成虫のイメージは②が強いと思うのですが、実は③も多いらしい。
私の場合、③はすぐに思いつかないから、名前を探すときは四苦八苦だ。
さて、そんなモフモフってる君。
春にだけ出てくる、正真正銘の春蛾です。
前回紹介したアカスジアオリンガみたいに年2回とか
害虫認定されてる蛾みたいに年中何回でも発生とか
そういうのはありません。
この蛾をみつけたら、春を感じてください。
本日のむいむい特徴
・鱗翅目 シャチホコガ科
・学名;
Drymonia basalis
・分布 本州、四国、九州
・成虫発生時期 4~5月
・開張 40~50mm
・幼虫はクヌギやミズナラを食べる。
このモフモフってる君が出没するようになって数日後
桜散りの嵐がありました。
嵐の後、ポーチライトの下を見てみると・・・
数日の間、壁にとまっていた子が無残な姿に。
何があったんだろう。
風に巻き込まれ雨にもまれて鱗粉が落ちたのかなぁ
でも、一番驚いたのは、
あのモッフモフの下に薄い半透明の翅があったということ。
こんなに光を反射して白く輝くんだなぁ
モッフモフってどうなってるんだろう。
鱗粉が長いってこと??