2月21日の生駒運動公園をまだ引っ張ってます。
今回は、兎に角なぞなぞです。
本日のむいむい
さて、これなーんだ。
運動公園の奥に池があり、池を一周する散歩道があります。
夏になると草ぼうぼうで無くなる道なのですが、冬は草も枯れて刈り取られています。
その散歩道の脇に枯れ竹が落ちてました。
いつものように、ひょいと持ち上げ中身を覗いたら・・・
身体に旋律が走りました。
スズメバチ、キタ―――っっ
身体びっくーっってなって、竹を取り落としそうになりましたよ。
キボシアシナガバチ
写真を撮ってる間はスズメバチだと思っていたので、もうビクビクだったのです。
しかーし、家に帰って調べたらキボシアシナガバチでした。
凶暴生物に変わりないんですけどね。
この凶暴生物、写真を撮るために竹からお出まし遊ばせてもらったのですが、
動きが鈍い。
針も出さない。
気温8℃のせいか、冬眠が覚めないからか。
女王って、もしかしてかなり温厚っていうか臆病なのかな。
子孫を残すために目立たず隠れて、子供が働き出すまで耐え忍ぶのかも。
本日のむいむい特長
・膜翅目 細腰亜科 スズメバチ科 アシナガバチ亜科
・学名;
Polistes nipponensis
・分布 日本全国
・体長 12~18mm
・女王のみが成虫越冬する。
・身体は黒色で、褐色の斑紋がある。本種の腹部第2節以下には黄紋がない。
・低山地から山地に生息し,樹木の低位置にある枝や葉裏に営巣する。
・巣はあまり大きくなく、働き蜂は20匹ほどになる。巣は柄の片側にのみ作られる。
・蛹の育房は黄色い蓋をされる。キボシの由来とされている。
・他のアシナガバチに比べると防衛本能が強い。樹木の剪定時に刺される事故が起きる。
撮影後は女王には元の場所に戻っていただきました。
竹の節にもう一匹女王がへばりついていて、狭い空間に2匹で越冬していました。
竹は今もあの道の脇にあります。彼女が冬を乗り切ることを祈っております。