よく、むいむいがガラスという名のトラップにひっかかってます。
建物に迷い込んで外に出ようとしたものの、
窓ガラスに阻まれて出ることが出来ない。
外が見えているからガラスを認識できないむいむいは
他の出口を探すことなくいきたえてしまうこともしばしば・・・
そんな窓ガラストラップにてふてふがひっかかってました。
かわいそうなので、ビニール袋に保護して連れて帰ったのですが。
本日のむいむい
ずーむいん
クロコノマチョウ
枯葉のような色のてふてふ。きっと擬態している。
家に連れて帰ったものの、雨が降っていたし、写真を撮りたいしで
3時間ほどビニール袋の中で我慢してもらったのです。
2回ほどぱたぱた飛ぼうとする音が聞こえました。
だめですよーっっと声をかけてました。
翅が傷ついたりしたら大変です。
そして、大人しくなったてふてふを袋から出してみたら・・・
ビニール袋に約1mmの半透明で黄色い貴石のような卵が・・・
合計6個も!!
えーっっ産んじゃったの!?
殺したりしないのに、信じてくれてもいいのにぃぃぃ
(3時間ビニール袋の中においといたけども)
この卵、有精卵かなぁ。
卵は殺してしまうかもしれないなぁ。
その後、2個の卵の中に白い何かが出来始めました・・・孵化するかな。
本日のむいむい特長
・鱗翅目 タテハチョウ科 ジャノメチョウ亜科
・学名;
Melanitis phedima
・分布 本州、四国、九州
・前翅長 32~45mm
・前翅表は枯葉のような色合いで、先端部近くの眼状紋の中心にある小白斑が外側にずれて位置している。(ウスイロコノマチョウという近似種は真ん中に位置している)
・夏型と秋型がいて、秋型の方が大型でより枯葉に似ている。
・前翅裏は個体差が激しい。
・成虫は薄暗い雑木林の枯葉に止まっており、樹液や腐果を食べる
・幼虫はススキ、ジュズダマ、ヨシを食べる。
・成虫越冬するらしい