熊野古道のアリその2です。
熊野古道を歩いていて気がついたのですが・・・
ところどころ枯れ枝が折られているっっ
先客!?先客ですかっっ
こんなマイナな、いやアリ屋にはメジャですが、
枯れ枝を折るような真似をする人が他にもいるのですね。
ほー
本日のむいむい
アメイロアリ
かなりのチビです。
ちっちゃいのは全てかわゆいと認識する私ですが、
一つ問題点が・・・めちゃめちゃ早いです。
小さい分すばしっこいし、気がつけば脱走してるし。
このチビは古道に落ちていた太い枯れ枝の表皮をめくったら溢れ出ました。
そして、そのままお持ち帰りとなったのですが、
太い枝の表皮部分にいるために、容器に入れづらいっっ
とにかく枝を切断することになったのですが、のこぎりまで持ち出して一大事でした。
一大事後です。
どれだけ生き残ったのか、女王は無事か、さっぱりわかりません。
でも、ハチミツをあげたら1日でぺろりと平らげるし、
日中動き回る種類らしく、見ると必ず数匹歩き回っています。
飼育しているアリの中で一番楽しそうです。
本日のむいむい
・膜翅目 アリ科 ヤマアリ亜科 アメイロアリ属
・
Paratrechina flavipes
・分布;日本全国
・体長 働きアリ約2mm
・頭部と腹部は黒褐色,胸部と脚は黄色~黄褐色
・触角べん節の第2~4節の幅は長さよりも長い
・石下,落葉層,倒木内などに営巣する。
・秋に生まれた羽アリが巣中で冬を越し,翌年の5~6月に巣から飛び出す。
このアリの問題点は・・・
小さすぎて脱走するので空気穴付のタッパーに入れてあげられない。
そうすると、酸欠というより湿度が極端に上がってしまう。
タッパーの壁面に水滴がびっしりついていて、幼虫や卵が腐らないか心配。
あとは、小さすぎて同定が大変。
いつもの2倍しんどい、肩がこる、小さいもの見すぎて吐き気が・・・
ちゃんと同定できてないかもです。