正月に気が付いた違和感・・・
冬になるとポーチライトを賑わせてくれる、蛾が一匹もいない・・・
怖っっ
愛しのフユシャク、どこ行ったぁぁぁ
これってうちだけ??
それとも、記録的な暖冬のせい・・・
(今日は記録的な大雪の日ですが、ちなみに生駒は晴天でした)
皆さんの地域ではどうですか??
で、話は変わりまして、
この冬、家の塀にニューカマーを発見しました!!
本日のむいむい
フタスジヒラタアブの幼虫
壁に変なのがいる・・・
萌黄色でピンクがかっていて、扁平で、突起がある。
初見で思ったのは、蝶の幼虫。
扁平なのはシジミチョウ、突起があるのはタテハ類
そんな感じで軽~く考えて写真を撮ったら。
Y型の角が生えてる!!
そこからの迷走がすごかった。
3週間かかったよー
仕方がないから、引っぺがしてとってみたら足がなかった。
はい、アブ系
我が家はアブラムシが多く、肉食系のアブ幼虫が大発生しているのですが、
半透明でコメ粒型のものが主流でした。
まさかこの色合いで扁平なものもアブ幼虫だったとはっっ
まだまだ知らないことだらけです。
本日のむいむい特徴
・鱗翅目 ハナアブ類
・学名;
Dasysyrphus bilineatus
・分布 北海道、本州、四国、九州
・幼虫発生時期 春夏が多いが年中いるようだ
・体長 終齢幼虫(3齢) 約15㎜
・食物 肉食で樹木につくアブラムシ類やイモムシを食べる
・体は扁平で、黄褐色~黄灰色、細長い円筒状で頭に向かって細くなる。
・体表は小さな棘(柔らかい)のようなものでおおわれている。
・後呼吸突起は暗褐色でやや長く、先端がY型である。
子供がミミクリーズにはまっていて、
拡大してみるとか、段々とか、ものすごく喜びます。
今回も腹部を拡大してみると、節が段々で
これを使ってくっついているんだと大喜びでした。
参考文献
日本産幼虫図鑑
岐阜大学教育学部理科教材データベース